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明治四十年(1907年)四月廿六日 金曜

晴、暖氣とみに増し、氣温七十度を示す。

起居身體 午前六時十分起床、脇川にて午後十一時就褥す。

見聞行事交際 全校兒童を引率して、川袋校迄遠足し、零時五十分歸校す。一行に異常なし。午後は休業す。校務整理の後脇川に歸る。重義弟の前途問題につき母上と協議せん爲なり。母上は本月十日過荒巻へ行き給ひしが、本日歸宅し給ふと聞きて歸りしに、十七日に歸宅、毎日予の歸宅を待ちゐ給ひしと。母上と協議の結果は、本月五日の立案と同一なり。母上の重義弟が前途に對する憂慮、察するに堪へず。

本日歸宅の序に川袋校に立寄り、庭球をなし、また阿部君を訪れて上京歸國の見舞をなす。

舊臘中、妹の血統不純なりとの説をなしたる者ありて、木村叔父君より、服部八十八君に依頼して、探究し呉れられしに、全く無根なり。純潔なりとの事判明したる旨、報ありしを母上より傳へらる。あゝうれし。

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