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明治三十九年(1906年)六月七日 木曜

快晴。

起居身體 午前六時前十五分起床、午後十時半就褥。

行事交際 明日より大方は田植につき、同日より十六日まで産業季休業の事とす。

放課後、中村君が住宅料を給せらるゝ祝としての催にて白玉團子の饗を受け、かつテニスをなす。畫もかく。

休業中、十一日、十二日は長岡市の坂上校及び女子師範附属小學校を參觀する事と協議を調ふ。

千代子君へ渡辺君に、かの大野こまの件を話したりし事及び附属校に參觀に行くべき事の報知をやる。

夕食後渡辺君がりに行き沐浴す。勇一君、去る四日の忠告に對し快からず思ひゐられずやと案じしも、さる景色は見えずいと嬉し。これにて予が忠告は其効あり。

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